多喜山 大聖院水精寺

広島県廿日市市宮島町210

本尊・十一面観世音菩薩(観音堂)・波切不動明王(勅願堂)
 真言宗御室派。  寺の縁起によると,大同元年(806年)に空海が宮島に渡り,弥山(みせん)の上で修行し開基したといい,鳥羽天皇勅命の 祈願道場となったという。ただし,空海と宮島の結びつきは史実としては確認できない。古くは「水精寺」と称し,安元3年 (1177)の「伊都岐島水精寺勤行日記注進状案」及び同年の「太政官牒案」に「水精寺」と見えるのが文献上の初見である。従来の 説では,この頃の水精寺は宮島島内ではなく,対岸の本州側にあったと考えられている。ただ近年,弥山の本堂周辺から, 奈良-平安時代頃の緑釉陶器や仏鉢などの遺物が採集されており,水精寺は古代から宮島島内にあったのではないか,とする 指摘もある。
 明治20年(1887)の火災で大部分の堂宇を焼失し,現在ある堂宇はその後整備されたものである。
 中国33観音14番・山陽花の寺1番・広島新四国88ヶ所霊場87番札所。

2016年11月21日
金剛力士像
仁王門 拡大 拡大 拡大

鐘 楼
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観音堂 拡大 釈迦涅槃堂 拡大

波切不動堂 拡大 不動堂内の千躰不動 拡大 百八観音霊場(極楽観音) 拡大

虚空蔵菩薩 拡大 摩尼殿 拡大 包丁塚
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古代衣装姿の拝観客
大師堂 拡大 拡大 拡大