第19番札所・石垣山 観音寺

福岡県久留米市主丸町石垣275

本尊・十一面観世音菩薩を内蔵した聖観世音菩薩
天台宗。  寺の由緒によると,はく王2年(673),天武天皇の勅願寺として創建。さらに和銅元年(708),元明天皇の詔命で行基菩薩に よって七堂伽藍を造営。仏法を修めるために唐に渡った慈覚大師円仁が,承和14年(847),帰路この寺に立ち寄り,寺坊を改修し, 法相宗から天台宗へと改宗。近年,境内から9ヶ所の経塚が発掘され,その中に,天永3年(1112)の銅製経筒があり,埋蔵紙本写経 としては日本最古の「法華経全巻」が納められていた。寺宝としては,高麗版「橡紙銀字大般若経」・伝菅公筆「紺紙金泥書経文」 ・中国現代の「羅漢渡海図」・鎌倉初期に木造毘沙門天像や「牛鬼手」のミイラという珍品があり,これは康平5年(1062), 住職金光上人が退治した頭は牛,体は鬼という怪物だという。毎年2月第2日曜に樹齢約350年のハルサザンカを祝う 「さざんか祭り」が行なわれる。

2012年3月14日
山 門 本堂(観音堂)

鐘 楼

ハルサザンカ(2月第2日曜に山茶花祭)
落ちたハルサザンカの花びら 馬酔木