第11番札所・有智山 蓮城寺(内山観音)

大分県豊後大野市三重町内山527

本尊・千手観世音菩薩
高野山真言宗。  寺の由緒によると,欽明天皇(554),真名野長者(炭焼小五郎)の創建。しかし,三輪明神の霊夢により大和の都からやって 来た久我大臣の娘・玉津姫と結ばれて栄えた。富を得て,ますます信心深くなった長者は,唐の天台山に大金を贈る。 天台山では百済の僧蓮城法師に薬師如来の像を持たせて,巡礼のため来日させた。こうして創建されたという。長者夫婦には 珠代姫という天女のような娘が生まれ,すくすくと育ち,その美しさは日本はもとより,唐まで聞こえ,般若姫と呼ばれるようになった。 その噂を聞いた橘豊日皇子(のち用命天皇)は姿を変えて豊後国まで下り,結婚する。ところが都に帰らねばならなくなった 皇子を追い,上洛の途についた般若姫は周防の国の沖で嵐にあい,帰らぬ人となる。寺の裏山に般若秘めそう(20m)とその前に 長者夫婦像(2m)が建つ。

2012年3月13日
山 門 本 堂 薬師堂

鐘 楼 大師堂