第8番札所・飛来山 霊山寺(霊山観音)

大分県大分市岡川855

本尊・十一面観世音菩薩
天台宗。  寺の由緒によると,和銅元年(708),山麓の稙田荘の豪族祐世がこの山中で十一面観音を感得,草庵を建てたのがはじまりと いう。その後,インド僧那伽法師が来朝された際,この山の姿が釈尊が法華経や阿弥陀経を説かれたインドの霊鷲山に そっくりなのに驚き,「霊鷲山の一角が日本に飛んで来たのではあるまいか」と,その奇しき因縁から伽藍を造営, 「飛来山」の山号をつけたと伝える。また,ここには天台宗開祖である伝教大師最澄や弘法大師空海・慈覚大師円仁なども 来錫され,弘仁5年(814)に伝教大師が再詣されたのを縁として,天台宗寺院となった。 文永5年(1268)の火災で堂塔伽藍は 焼失するも本尊は難をのがれたといい,大友氏の外護もあって,その後一大祈願所として復興。また,天正年間(1586-87)の 豊薩の乱で観音堂を残すのみとなったが,元和9年(1623),越前より流された松永忠直(一伯)により,本堂・山門・鐘楼が 再建された。本尊は秘仏だが,毎月旧17日にご開帳されている。

2012年3月13日
仁王門 地蔵堂 山 門

仁王像
本 堂

本堂の彫刻

十六羅漢が彫られた本堂欄間