23番札所・佐白山 観世音寺(佐白観音)

茨城県笠間市笠間1056-1

本尊・十一面千手観音菩薩 開基・粒浦氏

真言・おんまか ばさら たから きりく

ご詠歌・夢の世に ねむりもさむる 佐白山 たえなる法や ひびく松風

 普門宗。  寺伝によると,白雉2年(652),猟師の粒浦氏が獲物を占ったところ,鏡の中に白馬・白鹿・白雉が現れたので, 仏師にいって観音像を刻ませ,当初山号は三白山と号した。建保2年(1214),笠間氏の焼き討ちにあい焼失したが, 笠間氏の帰依を得て笠間城内に再建され現在の山号に改められた。その後,笠間氏の衰退とともに寺運も衰えた。 天正18年(1590),宥明によって再興され勝福寺と改められたが,江戸時代に入り貞享3年(1686)に正福寺となった。 明治初年の神仏分離に伴う廃仏毀釈により焼失して衰微し,本尊をはじめとする仏像などは散逸してしまったが, 昭和5年(1930),現在地に仮の本堂が建てられた。現在の寺号となったのはその後のことである。

2010年10月7日
参 道
本 堂