如意輪山 小谷寺

滋賀県長浜市湖北町伊部329

本尊・如意輪観世音菩薩
真言宗豊山派。
 寺伝によると,聖武天皇の神亀5年(728),加賀白山の開祖・泰澄上人が,白山から伊吹山までの峰峰に修験道場を開き, その時小谷山に建てた坊舎のひとつ。そのころは常勝寺といわれていたが,これが現在の小谷寺の開創だといわれている。 開山当時の常勝山は,永享元年(1429),後花園天皇より如意輪山という勅額をいただき勅願寺になった。大永4年(1524)ごろ, 浅井亮政が小谷山の上に城を築き,この時,寺領交換が行われ六坊一山全部北谷地区跡(小谷山の東のふもと)に降りてきた。 浅井氏はここを祈願寺と定め,仏田を寄付して寺号を小谷寺と改めた。このころ小谷寺は浅井家の尊崇が深かったので, お市が柴田勝家に嫁ぐ途中,小谷寺に立ち寄り厨子を奉納した。お市は幼い子どもたちを連れてたびたび詣でたでしょう。 お市や三姉妹にとって心のよりどころとなった場所でした。しかし,天正元年(1573)小谷落城の時,お寺も本尊以外は ことごとく焼かれた。文禄2年(1593),豊臣秀吉によって現在地に小谷寺が再建され,44石余りの朱印を与え保護され, その後徳川家康は寺領40余石と定め援護したと伝えている。
 現在残されている仏像は幸いにも難を逃れた仏像ですが, ほとんど年代不詳・不明。

2014年11月16日 毎年11/12-18月,秘仏(本尊・如意輪観世音菩薩像)が開帳される。


参道の並木 拡大
本 堂 拡大 本尊・如意輪観世音菩薩像
(寺のパンフレットより) 拡大

鐘 楼
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地蔵菩薩石像 拡大 小谷山 拡大