福生山自院院 櫟野寺(いちいの観音)(らくやじ)

滋賀県甲賀市甲賀町1377

本尊・十一面観世音菩薩(秘仏)。 開基・最澄(伝教大師)
天台宗。  寺伝によると,延暦11年(792)に比叡山の開祖・伝教大師が根本中堂の用材を獲るために甲賀郡杣庄に来たとき, 霊夢を感じてこの地の櫟の生樹に一刀三礼の下彫刻安置された,日本最大坐仏十一面観音菩薩が本尊 (世に生えぬきの観音様と称されておる)。その後,延暦21年(802),征夷大将軍を拝命の坂上田村麻呂公は夷賊を討伐のため, 杣ヶ谷を櫟野まで登り,櫟野観音の力により兇賊を退治することができた。それ故,将軍は当寺を祈願寺と定め, 大同元年(806)に七堂伽藍を建立,永く当山守護のために自ら等身の毘沙門天の尊像を彫刻,そして家来に命じて国技の 相撲を奉納,これが現在まで続いている。大会式10月18の奉納相撲。

2010年10月24日
本 堂 本堂外陣の天井画



2009年2月22日 住職さんが収蔵庫の中で多くの仏像の説明を丁寧に説明していただき感謝。  ただし,本尊の十一面観世音菩薩坐像は春秋の特別公開のときしか拝観できないとのこと。  次回,拝観できるときに再び来ようと思いました。
山 門 本 堂

櫟木(いちいの木) 霊木・槙(樹齢1200年以上)
鐘 楼

奉納相撲場