比叡山 律院(里坊)


滋賀県大津市坂本5-24-13

本尊・釈迦如来。
天台宗。  寺伝によると,かつては松禅院と呼ばれていて,比叡山・横川の総里坊でした。明治の廃仏毀釈までは大変権威のある寺 (里坊)で,歴代横川に住み,修行を重ねた高僧が60歳に達した時に天台座主から『里坊を賜って』小僧の給仕を受けて, 余生を過ごした寺。通りに面した表は穴太衆積みの石垣に囲まれている。
 昭和24年(1949)に無動寺の千日回峰行者初代 律院住職叡南祖賢師が大阪・財界の援助を受け,比叡山へ買い戻した。祖賢師は当時横川・飯室谷の安楽律院の管嶺を務められで, 寺号を『律院』と命名。入寺後,境内を整備するため本堂を大阪の寺を移築して寺容を整える一方,この里坊であまたの小僧を 養成し,現在の寺容が整えられた。本堂は文禄年間に豊臣秀頼の兄で早世した鶴松の菩提を弔って,淀君が建てたという, 護摩堂は,平成5年(1992)に多くの信者の協力によって,3年がかりで完成した三間四面のお堂で総欅作り。正面の本尊不動明王 の前では,3代目現住職・叡南俊照大阿闍梨によって,毎朝11時に護摩供が勤められる。律院中興の祖ともいうべき叡南祖賢師の 像は本堂の脇に建てられている。

2014年11月23日 坂本の「紅葉まつり」で里坊3ヶ寺の特別公開。

山 門 拡大 方 丈 拡大
拡大

庭 園
拡大

拡大

萌黄地貝尽くし 拡大 床の間(方丈) 拡大

本 堂 拡大 祖師堂 拡大 護摩堂 拡大

弁天堂 拡大
拡大

拡大


拡大
拡大