瑜加山瑜加大権現 蓮台寺

岡山県倉敷市児島由加2855

本尊・十一面観世音菩薩・瑜加大権現
 真言宗御室派。  寺伝によると,天平10年(738)に行基が本尊である十一面観音菩薩と阿弥陀如来・薬師如来の垂迹である瑜伽大権現を祀って 創建したのが始まりと伝えられる。平安時代末兵火にあって衰退したが,室町時代に入り増吽僧正によって中興された。江戸時代 には備前国岡山藩の保護を受けた。古くから瑜伽大権現は信仰を集めてきたが,明治初年の神仏分離に伴い蓮台寺境内から 由加神社(後の由加神社本宮)がつくられ,分けられた。
 第2次世界大戦後の国家神道解体により,形式的には分離したまま ながら,僧職が本殿で祈祷を行うなど事実上明治以前の形態に復し,蓮台寺により両者が一体的に運営されていた。このため 由加神社としての宗教法人資格は一応保持し,神職も配置していたが,事実上休眠状態に近かった。平成9年(1997)3月3日, 由加神社が宗教法人としての独自活動を開始した。これ以降蓮台寺と由加神社は対立関係となるが,由加神社が独自の宗教活動を 開始した経緯は不明である。由加山の瑜伽大権現と讃岐国にあった金比羅大権現(現金刀比羅宮)を参る両参りと呼ばれる慣習が, かつてはあったという。
 中国33観音6番・百八観音8番札所。

2014年5月21日

山 門 拡大 総本殿 拡大 七福神石像 拡大

双樹満願桜
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由加神社祈祷殿 拡大 観音堂 拡大

栄 かえる 拡大 大師堂 拡大 迦山霊堂 拡大

客 殿 拡大 獅子の間(釣屋) 拡大
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柳の間(武者隠しの間)
「柳に鷺 牡丹に鶴」(柴田義董筆)
「竹鶏の図」(丸山応挙筆) 拡大
大床の間
掛軸「八方睨みの獅子図」
(狩野派・法橋習得筆)
障壁画(狩野派・菅蘭林斎筆) 拡大

孔雀の間
障壁画「松・桜牡丹に孔雀図」
(狩野派・菅蘭林斎筆) 拡大

八仙の間--障壁画「仙境の八賢人図」(蘭林斎筆)

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祈りの綱(客殿建築当時,資材の運搬や吊り上げに使用された寄進された女性たちの髪)
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湖水の間--上段の間の掛軸「蓮台寺」(5代藩主・池田治政筆) 拡大
庭 園 拡大


上段の間 拡大
群仙の間
障壁画「群仙の図」(柴田義董筆) 拡大

花頭窓「梅に禽鳥図」(春調斎筆) 拡大

音消しの壷
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薬師如来坐像 拡大 御霊石 拡大