第18番札所・産形山 泉増寺

岩手県陸前高田市気仙町字荒川127

本尊・聖観世音菩薩 霊場本尊・聖観世音菩薩
真言宗智山派。  縁起によると,弘法大師巡礼のみぎり,この地を霊地と感じ,自ら弥陀・薬師・聖観音の三尊に脇侍2体を付した9体の尊像を 鋳造し,弘仁元年(810)にこの地に祀った。当寺は三次森大権現と称し,七堂の大伽藍をほこり,本坊医王山観音院・竹の坊・ 沢の坊・西の坊・東の坊の5ヶ寺をもって一山の法灯を営んでいた。後に弥陀像は月山神社,薬師像は諏訪神社の本地仏として 移ったが,聖観音のみ三次森に残った。年月を経てお堂も大破したため,建武2年(1335)に修復。慶安年間(1648-51)に山麓を 整地したところ山側に天然の怪石を発見。その形は夫人の児を産む姿であった。地元の人は子安観音として祀った。後に,この 由来を領主・伊達綱村に伝えたところ,この地を産形山千歳寺改め泉増寺と命名。
 気仙33観音第1番札所・奥州巡礼33霊場第24番札所

2012年8月2日

観音堂 宝永の藤

津波の水は奥に見えるお堂の下まで来たという

かたずけられずに残る瓦礫の山