21番札所・愛藤山 小松寺

愛知県小牧市小松寺1121

本尊・千手観世音菩薩
真言宗智山派。 開基:行基菩薩。  寺伝によると,天平勝宝年間(729-49)に行基菩薩はこの山の中腹に一宇を創建し,自作の観音像を安置したと 伝えられている。承安3年(1173),小松内大臣重盛が伽藍・僧坊を改築し寺領を与え小松寺と称した。承久年間(1219-21)に 争乱の兵火により,以後約250年は廃寺の状態が続いた。文明年間(1469-87)に全慶僧侶により再興されたといわれている。 天正12年(1584),小牧・長久手の戦いのとき,豊臣秀吉軍が引き上げる際火を放ち殿堂・坊舎・宝物などが焼失。 その後,再建・焼失をくりかえしてきた。現在の本尊千手観音は,京都の久我家に伝わるものを前田玄似により寄進されたと いう。文禄4年(1595)に秀吉が236石の寺領を与えた朱印状も保存されている。その後も元和7年(1621)に尾張藩主・ 徳川義直からは243石を与えられるなど保護されてきた。

2011年7月8日
本堂--明暦3年(1657)再建 本尊・千手観世音菩薩

大日堂 水子供養地蔵尊