9番札所・萬松山 斎年寺

愛知県常滑市大野町9-139

本尊・華厳釈迦牟尼仏・十一面観世音菩薩
曹洞宗。 開基:大野城主・佐治駿河守宗貞。  寺伝によると,大野城主2代目佐治上野介為貞が亡父宗貞の菩提のため,享禄4年(1531)に青海山上の城内に建立し, その法名斉年壽山の名を取って斉年寺と号し,開基を宗貞とす。佐治家四代の位牌所である。天正15年(1587)3月 大野城回録につき,その家臣・粟津九良兵衛なる者,天正16年(1588)に今の地に易地して再び諸堂を建立。旧塔頭・ 小林斉・直翁軒・一陽軒・覚翁軒の4坊あるも,明治維新の際,何れも廃寺となる。寺宝は数種を蔵し,中でも重要文化財 雪舟筆達磨大師二祖慧可断臂図・きぬた青磁浮き牡丹香炉は享禄5年(1532)に大野城主2代目佐治上野介為貞の寄付されたのは 無二の珍宝である。文久3年(1863)に不幸にして火災にあい,七堂伽藍全て廃塵と化した。21世全用和尚代は暫くして, 仮本堂・庫裡を修復するも,昭和20年(1945)の東海地方の大地震により,本堂倒壊の悲運に遭遇し,昭和40年(1965)に 34世文英和尚代に鉄筋コンクリート2階建て,本堂・会館を再建し今日に至っている。

2011年7月5日
総門
天正16年(1588)移転当寺のもの
山門--天正16年(1588)移転当寺のもの(2階に16羅漢像安置) 本 堂

本尊・華厳釈迦牟尼仏
不動明王堂 鐘 楼

十一面観世音菩薩
観音堂 経 蔵